オタイロ

オタクの色々な趣味をお届け!

ゲオルンのレトロ(多めの)ゲーム大全!

現在無職。後悔はたくさんあるけど一つとして無駄な事はない【今週のお題】

今週のお題「おとなになったら」

 

「おとなになった自分はどんな事をしているのかな?」

 

って高校生くらいの僕はおとなの世界が輝く世界の様に思ってました。

 

目指していた声優になってて、28歳くらいまでにたくさん出演して有名になって、28歳過ぎてからご縁があって結婚して子供も産まれて、30歳過ぎたら山ちゃん(山寺宏一)みたいに世間で自分の名前は聞かない日はないくらいで・・・みたいなのを声優を目指した時には思ってました。

 

でもごめんなさい昔の僕。

 

今の僕は・・・29歳で無職です。

 

声優にもなれなかったし、その後に入社した会社も契約社員という立場でした。今は退職して転職に向けて応募してますが何も実績や資格がないので落とされるのは当たり前ですし、内定貰っても後でしっかり調べると評判が著しく悪かったりするのですぐ辞退して・・・の繰り返しです。

 

でも・・・無職でも得られるものもたくさんあったようにも感じてまして。この件に関しては過去に投稿した無職になって分かったこと。の記事で見ていただければと思います。

 

それでも、やっぱり後悔してるものもあって

 

なのでここからは高校生の自分に宛てて”今になって後悔してることについて”書いていきたいと思います。願わくば過去の自分がこれを読んで励みになってくれればと考えています。

 

 

後悔したことその1:勉強しなかったこと

 

昔からよく母に「何もすることがないなら勉強しなさい!」って言われていたのですが、この歳になって本当にそうだと思います。

 

「勉強しておけば良い学校に行けるから!」「良い企業に入れるから!」って言われてた当時の自分は「今はやりたいこととかないから別に良くね?」って考えていたんですけど、そのやりたいことがやりたくなったタイミングで何もできなくなるからこそ、やっておくべきだったと今更ながら思いました。

 

それに勉強といっても数学とか国語とかだけではありません。小さい頃から虫が好きなら虫の勉強でも良いですし、お絵描きが好きなら絵の勉強でも良いです。どのタイミングで何が役に立つかは分からないけど勉強したその時点で何もしていない人よりは絶対に詳しくなっていますし、それは自分だけの武器です。そしてそれが貴重な縁を結ぶきっかけになるかもしれないのだからこそ勉強した方がいいと考えました。勉強大事。

 

 

後悔したことその2:一つのことにちゃんと向き合わなかったこと

 

僕は自分のことを「中途半端な人間」と評価してます。

言う事もころころと変わりますし、何をやっても途中で他のものに気が散ってしまって結局そっちにいったりと一つのことにちゃんと向き合えませんでした。それが続いた結果、今のような「中途半端な人間」になってしまったのではないかなと考えています。

 

話は変わるのですが、僕の友人の一人によしけいという男がいますが彼はすごいです。

 

3Dプリンターで様々な厨二病グッズやルースチャームを作ったりしているのですがどれも好評で、Twitterを閲覧しているとファンの方が「再販はまだなんですか?」と言っていたり、人気がありすぎるのか抽選販売を行ったり。この記事を書いた5月14日も浅草石フリマで自分の店を出店している頃でしょう。

 

僕は岡山にいるから直接現場を見に行けないのですが間違いなく賑わっていると思います。

 

で、なぜ急に彼の話を持ち出したかというと彼、ものづくりや好きなこと、それこそ機械とかに対する情熱はすごいんですよね。要はものづくりというポイントにちゃんと向き合っているんですよ。ロボットアニメの話をすると「この脚部の作りが実はどうこうで・・・」とか「あれねー、あのカラーリングにしたのはああであって・・・」とか僕には中々難しいんですけど、それをしっかり説明できるんですよね。僕がちょっと追いつけないんですけど。

 

でもちゃんと聞いていると彼の言うことって全て「ものづくり」って部分についてフォーカス当てているんですよね。これってちゃんと向き合っていないとできないこと。仮に僕が同じことを台本通り言えって言われたら確かに同じように説明はできてもそこから更にそれについて深く語れないんです。そこが彼と僕の違いであり、僕が見習わなければいけないなぁと感じる部分でもあります。ちゃんと向き合えば特化した武器として昇華できるんだから。

 

まあよしけいの事はまた後日記事にして投稿したいと思います。

 

 

後悔ばかりだけど・・・

 

でここまで散々後悔したことについて述べてきたのですが、

 

やり直したいとは思ってません。

 

色々考えたんです。人生どこで間違えたんだろう・・・とかあの時まで戻れれば・・・とか考えたんですけども今こうしてブログを書いているのも今まで辿ってきた人生があったからなんじゃないかと思ったんです。

 

記事を書いてみよう!ってなったのも元はといえば声優の養成所に通っている時に「脚本を自分達で書いてきてください」って言われていざ書いてみたら書くのが楽しくって・・・ってところから繋がっているわけですし、ブログは前職で社内向けの情報誌を発行する担当だったのですが色々工夫していったら止まらなくなって「あれしてみたい!これしてみたい!」ってなってそれをブログなら叶えられるかも!ってとこから始めたわけですし。

 

だからやり直そうとは考えたのですけども、やり直すとどこか欠けてしまうんですよね、自分が積み上げてきたものが。

 

だからそういうことを考えるのを前へ進む一歩としてやめました。

 

そして今は自分が考えたことを実現するために行動を起こそうとしています。

 

それがどういう結果であれ自分が選んだ道なんだからただひたすらに向き合っていきたいと思います。

 

で結論としては、

 

「後悔はたくさんあるけども、今までの人生で何一つとして無駄な事はない、大切じゃないものなんてない」

 

と思いました。

 

これを過去の自分が仮に見てどう捉えるかは分かりませんがほんの少しでも将来の良い材料になったなら本望です。